多田に入社を決めた理由を教えてください。
長く働くなら、興味を持てる業界で。決め手は、人でした。
転職活動では、業界を決め打ちせずに4〜5社を見ていました。ただ、条件だけで選ぶのではなく、「長く続けるなら、自分が興味を持てる仕事がいい」と考えるようになったんです。友人に美容師が多く、自分自身も髪をセットするのが好きだったので、美容業界に目を向けました。最初から明確なキャリア像があったわけではありません。身近な興味が、入口でした。
多田を知ったのは、商品からです。もともとスタイリング剤に興味があり、商品の裏面を見て「兵庫県の会社なんだ」と知ったのが最初でした。ドラッグストアでもよく見かけていたので、会社名はなんとなく覚えていました。身近な商品を扱う会社だったことも、興味につながりました。
最終的な決め手は、面接で感じた人の雰囲気です。社内が明るく、話してくださる方も柔らかくて、「ここなら自然体で働けそうだ」と素直に思えました。
働き方も大きかったです。これまで経験した会社のなかで最も休日が多く、GWには会社全体の休業で、有休を使わずに10日間休めたこともあります。興味のある業界で、人にも環境にも安心して長く向き合える。それが決め手でした。
多田の営業は、どのような仕事ですか。
契約は、ゴールではなくスタート。サロンの先まで考える仕事。
前職までは新規営業が中心で、契約後は別の担当者へ引き継ぐ働き方でした。多田では、新規で契約いただいたサロン様を、その後も自分が担当します。つまり、契約はゴールではなく、関係づくりのスタートです。
商品をご案内するだけではありません。サロン様が抱えている悩みを伺い、売上やメニューづくりまで一緒に考えます。たとえば、「メニューの単価を上げたい。でも、値上げでお客様が離れないか不安」といったご相談です。目先の商品販売ではなく、サロン様に利益が生まれ、長くお付き合いいただける状態をつくる。そのための提案が求められます。最初は難しかったですが、いまはそこにこの仕事の面白さを感じています。
美容の知識がない状態から、どのように覚えていったのですか。
知識ゼロの文系でも、3か月で独り立ち。
入社時は、カラー剤とパーマ剤の違いも分からないほどで、知識は本当にゼロでした。入社後はまず、主要なお取引先メーカー様の商品を学ぶ勉強会に参加します。週に数回、1回2〜3時間ほどの勉強を約3か月。商品だけでなく、カラーの原理といった化学の基礎まで学ぶ本格的な内容です。最初は身構えましたが、動画やアニメーションを使い、一から順に教えていただけるので、文系の僕でも理解できました。むしろ、新しいことを知るのが楽しかったです。
勉強会以外の商品は、営業をしながら少しずつ覚えます。提案書のつくり方は上司やメーカー様から教わり、分からないことは、週4回ほど来社されるメーカー様にもその場で質問できます。
サロン様への訪問も、いきなり一人ではありません。先輩への同行から始め、僕は営業経験があったので約3か月で独り立ちしました。営業自体が未経験の場合は、半年ほどを目安に経験を積んでいきます。「すべて覚えてから現場へ」ではなく、支えてもらいながら少しずつできることを増やしていく環境です。

1日のスケジュール
9:00
出社・業務準備
訪問先の資料と、前日の連絡事項を確認します。
9:50
内勤業務・朝礼
提案書の作成や発注対応を行います。事業部の朝礼も午前中に行います。
11:00
外回りへ
電車で移動します。担当先は、駅から徒歩15分圏内のサロン様が中心です。
12:00
昼休憩
13:00
サロン様と打ち合わせ
メニューづくりや、売上に関するご相談を伺います。
15:00
サロン様へ訪問
新商品のご案内と、前回いただいたご相談の進捗を確認します。
17:00
サロン様と打ち合わせ
この日の最後の1軒です。その場で決めず、よりよい提案のために持ち帰ることもあります。
18:00
退勤
仕事で困ったときは、どのように相談していますか。
一人の課題を、事業部みんなで引き取ってくれる。
いちばん心強いのが、ディーラー事業部の営業が集まる週4回の朝礼です。うち2回は遠方の担当者もリモートで参加し、前日に起きたことや、いま抱えている課題を共有します。「こういうサロン様がいるのですが、皆さんならどうされますか」と投げかけると、先輩や上司から次々と意見が返ってきます。一人の案件を一人だけで抱えず、チームの知恵を借りて答えを探せる場です。新規のサロン様を獲得したとき、上司が朝礼で僕のことを取り上げてくださり、みんなで喜んでもらえたことも嬉しかったですね。
入社当初は、分からないことをすべて上司に相談していました。1年ほど経った頃からは、まず自分で考え、基本的には自分で判断するようになりました。ただ、任されるようになっても、一人ですべてを決めるわけではありません。商品との相性も、サロン様に通うお客様の層も、無理なく上げられる単価も、一軒ごとに異なります。判断に迷えば、いまでも相談します。自分の考えを持ちながら、必要なときは周囲の力を借りられる。そのバランスが、多田らしいと思います。
担当エリアも段階的に広がります。若手はまず、電車で回れる範囲、駅から徒歩15分圏内のサロン様から。無理のない範囲で経験を重ねながら、少しずつ担当を広げていきます。
自分の成長を実感した仕事と、これからの目標を教えてください。
提案力と問題解決のスピードをさらに高めたい。
印象に残っているのは、「メニューの単価を上げたい」というご相談です。ただ価格を上げるだけでは、お客様に納得していただくのは難しい。そこで、付加価値を伝えやすいオーガニックカラーを、新しいメニューとして提案しました。通常のカラーが5,000円のところ、オーガニックカラーは7,000円という選択肢を設ける。違いと価値を明確にすることで、メニュー全体の価格を見直すきっかけにもなりました。自分の提案が、サロン様のメニューとして実際に形になる。「商品を売る」だけでなく、サロン様の経営に役立てたと実感できた仕事です。
入社時は、先輩方から1軒、2軒と引き継いだ約10軒からのスタートでした。現在は約60軒を担当し、最近は後輩に商品知識を教えることもあります。これからは、提案力と問題解決のスピードをさらに高めたいです。そして、自分が先輩方から受けてきた支えを、今度は後輩へ返していきたい。後輩や部下ができたときに、しっかりチームを牽引できる営業を目指しています。
最後に、就職活動中の方へメッセージをお願いします。
少しでも美容や、人と関わる仕事に興味があるなら大丈夫。
僕自身、カラー剤とパーマ剤の違いも分からないところから始めました。それでも、基礎から学べる勉強会があり、分からないことを聞ける先輩がいて、朝礼に出せば事業部のみんなが一緒に考えてくれます。美容の知識は、入社してから身につけられます。必要なのは、少しでも興味を持ち、学んでみようと思えることです。
きちんと休めることも、多田で長く働ける理由の一つです。僕の場合、残業は月20時間に届かない程度で、上司から「早く帰って」と声をかけてもらうこともあります。結婚の際には、年次有給休暇とは別に5日間の休暇があり、自分が知らなかった制度も「取れるよ」と教えていただきました。同業の方に驚かれるくらい、仕事と休みのメリハリをつけられています。
僕も、最初から明確な目標や、完成された志望動機があったわけではありません。「美容に興味がある」「長く働ける会社を見つけたい」。そのくらいからのスタートでした。いまでは多くのサロン様を任され、自分の提案がメニューとして形になることに、やりがいを感じています。少しでも美容や、人と関わる仕事に興味があるなら、まずは多田を知りに来てください。





